東京湾アクアラインのトンネル部と橋梁部の接続地点に位置する海上のパーキングエリア。
1階から3階までは約480台収容できる駐車場。
五階のパノラマデッキから東京湾を一望できる。
だが、見るため計の施設であっても、陸地から見られることをー想定していないせいか、建物自体はすぐ奉れた造形にはなっていない。
東京タワーの近くにしばらく見える、先のすぼまった2棟の超高層ビル。
住宅棟のフォレストタワーと事務所棟のMタワーなどから成る。
全体のデザインは、世界各地で高層ビルを手がけるアメリカ人のS・B。
上をすぼまらせて圧迫感を減らしたという。
また、ビルを高層化することで、足元にオープンスペースを確保し、低層の店舗棟の屋上は積極的に緑化した。
環状線を外回りに走るとき、あるいはそこから4号新宿線に出るとき、三宅坂ジャンクション周辺で右側に見える。
重量感のある複雑なボリュームの構成が印象的。
豪快な裁判所である。
稲田産の花閏岩を用い、「S・W」と呼ぶ大きな壁に廊下、トイレ、エレベータなどのサービス施設が入る。
なお、内回りを走ると、地下にもぐるために、この建物は全然見えない。
ビルの壁面に映った愛宕グリーンヒルズは、さすがに東京の顔をつくった男である。
設計者のT山実は、日本で最初にポストモダンを実践した建築家の1人。
晴海客船ターミナルは、海に浮かぶような感じで建っており、複数の場所から見ることができる。
例えば、1号羽田線で芝浦周辺を走りながら、あるいは高速2号台場線でレインボーブリッジを走りながら、晴海のほうを向けばいい。
白い篭状のフレームでピラミッド型のシルエットをつくる、海のランドマークなので、すぐにわかる。
鮮やかな色使いで、赤が目立つ。
首都高から観察できる建築を挙げていくと、改めて気づくのはT下健三の作品が多いことだ。
彼は、戦後日本の高度経済成長期にのって、国家を代表するモニュメンタルな建築を設計してきた建築家である。
東京オリンピックの主要施設となる国立代々木競技場期待に見事に応えてきたのが、T下である。
同じく世界的に知られた日本の建築家としては、I崎新、A藤忠雄、I東豊雄もいるが、彼らの作品で首都高から見えるものはほとんどない。
K研吾、S島和世、A木淳など、1950年代生まれの建築家も活躍しているが、都心で大きなプロジェクトを手がけていないせいか、首都高との関連でとりあげるべき作品はない。
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